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小児矯正と成人矯正

歯並びの矯正治療には、小児矯正と成人矯正の2つのタイプがあります。それぞれの矯正治療には、違いやメリット・デメリットが存在し、患者さんの年齢や歯の状態によって選択肢が変わります。
小児矯正と成人矯正の違いとそれぞれの特徴を詳しく解説します。

小児矯正とは
小児矯正は、主に永久歯が生え揃う前のおおよそ9歳から12歳までの子供を対象とした矯正治療です。この時期は、顎の骨がまだ柔らかく、歯が動きやすい状態であるため、矯正治療に適しています。

小児矯正のメリット
■早期の問題解決
小児矯正を行うことで、顎の成長を利用し、歯並びや噛み合わせの問題を早期に改善することができます。これにより、将来のより重度な歯列不正を防ぐことが可能です。

■矯正治療期間の短縮
小児期に矯正治療を行うことで、成長期の顎の変化を利用できるため、矯正治療の期間が短縮されることがあります。

■美容面や心理面の改善
小児矯正によって歯並びが改善されることで、見た目が整い、自己肯定感や自信が向上することが期待できます。

小児矯正のデメリット
■矯正治療の継続性
子供は矯正治療の重要性や継続性を理解しにくいことがあります。そのため、親御さんのサポートや矯正治療に対する理解が不可欠です。

■成長に伴う変化
小児矯正治療中に顎の成長が予想外の方向に進むことがあります。その場合、治療計画の変更や再矯正が必要になることがあります。

成人矯正とは
成人矯正は、永久歯がすべて生え揃った成人を対象とした矯正治療です。近年、見た目に目立たない矯正装置や、歯並びを迅速に改善する技術が開発されており、多くの成人が矯正治療を受けています。

成人矯正のメリット
■セルフマネジメント能力
成人は子供と比べて矯正治療の意義や必要性を理解しやすく、自分で治療の継続や管理ができるため、治療の効果が高まります。

■見た目の改善
成人矯正によって歯並びが整うことで、外見や表情がより魅力的になり、自己肯定感や自信が向上することが期待できます。

■噛み合わせの改善
噛み合わせの問題が解決されることで、歯の摩耗や歯周病のリスクが低減され、長期的な口腔の健康が維持できます。

成人矯正のデメリット
■治療期間の長さ
成人の顎はすでに成長が止まっているため、歯の移動速度が遅く、治療期間が長くなることがあります。

■費用
成人矯正は、治療期間が長いことや、矯正装置の種類によって費用が高額になることがあります。

■歯周病や虫歯のリスク
成人矯正中は、矯正装置のお手入れが不十分だと歯周病や虫歯のリスクが高まるため、注意が必要です。

小児矯正と成人矯正は、それぞれ異なるメリットとデメリットが存在します。治療の選択にあたっては、患者さんの年齢や歯の状態、治療目的などを考慮し、歯科医師と相談しながら最適な矯正治療法を決定することが重要です。また、矯正治療中は定期的な検診や適切なケアが必要となりますので、治療に取り組む姿勢も大切です。