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インビザラインの通院期間とお手入れ方法を解説

■インビザラインの通院期間とお手入れ方法を解説

 

インビザラインは装置が目立たず、歯の移動に伴う痛みも比較的少ない治療法ですが、快適に矯正できるだけあって、通院期間が長くなるなどのデメリットを伴いそうなものですよね。また、従来の矯正装置とは大きく異なるため、お手入れ方法に不安を感じている方もいらっしゃることでしょう。今回はそんなインビザラインの通院期間とお手入れ方法について詳しく解説します。

 

▼インビザラインの通院期間の目安

 

インビザラインは快適な矯正法ではあるものの、通院期間が極端に長くなるということはありません。基本的にワイヤー矯正と同じくらいです。歯並び全体を治すのであれば、13年程度の期間を要します。抜歯が不要で、歯を大きく移動する必要のないケースなら12年で矯正が終わることが多いです。

 

◎部分矯正は通院期間が短い

 

インビザラインにも部分矯正に対応したシステムがあります。インビザラインGOに代表されるもので、使用するマウスピースの数が少なく、矯正の対象となる歯も一部に限られます。そのため通院期間は312ヶ月程度となっています。ですから、通院期間を可能な限り短くしたいという方は、歯並びの一部だけを治す部分矯正をおすすめできます。

 

▼保定期間もお忘れなく

 

ここまで解説してきた通院期間は、歯を移動する「動的治療」に関するものです。2週間に1回の頻度でマウスピースを交換し、理想の歯並びに近づけるプロセスで歯列矯正そのものといっても過言ではありませんが、実はその後もしばらくは通院する必要があります。なぜなら、動的治療の後には保定処置が必須となっているからです。

 

◎保定処置ってなに?

 

保定とは、動的治療によって動かした歯をその位置に固定する処置です。これを行わなければ歯の後戻りが生じてしまい、数年かけて行った治療の効果も薄れていきます。ですから、動的治療が終わったからといって安心せず、保定処置までしっかりやり遂げることが大切です。そんな保定処置は、リテーナーと呼ばれる装置を装着して行うのですが、インビザラインであれば「ビベラリテーナー」と呼ばれるマウスピース型の装置を利用できます。動的治療で用いたアライナーと似たような装置であり、保定期間も快適に過ごせることでしょう。

 

◎保定処置の通院期間は?

 

保定処置の通院期間は、動的治療と同じくらいです。歯の移動に2年かかったのであれば、保定にも2年前後かかるものとお考え下さい。

 

▼インビザラインのお手入れ方法

 

インビザラインのマウスピースは、お口から取り外した状態でケアできます。とてもデリケートな装置なので、基本は水道水を使って手でこすり洗いしてください。それでも落とせない汚れは歯ブラシを用いて、ゆっくりとやさしく磨きましょう。マウスピース専用の洗浄剤も活用すると、より効率よく汚れを落とせます。

 

▼まとめ

 

今回は、インビザラインの通院期間とお手入れ方法について解説しました。そんなインビザラインについてさらに詳しく知りたい方は、にこにこ歯科までお気軽にご相談ください。