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インビザラインファーストとは?何歳から受けられる?

■インビザラインファーストとは?何歳から受けられる?

 

矯正治療は、子どもが受ける「小児矯正」と大人が受ける「成人矯正」の2つに大きく分けられ、インビザラインに代表されるマウスピース矯正は成人矯正の方に分類されます。ですから、これまではインビザラインを受けられるのは大人か、顎の骨の成長が完了した中学生や高校生に限定されていたのですが、「インビザラインファースト」が開発されてその環境を一変しました。今回はそんなインビザラインファーストについて詳しく解説します。

 

▼子ども専用のマウスピース矯正

 

インビザラインファーストは、子ども専用のマウスピース矯正です。厳密には、子どもの歯と大人の歯が混在する混合歯列期に適応される矯正法で、小学生が対象といっても間違いではありませんが、厳密には79歳くらいに治療を始めることが多いです。なぜなら、インビザラインファーストによる効果を最大限まで発揮させるためには、6歳臼歯と前歯が2/3生えていて、なおかつ乳歯もある程度残っている必要があるからです。そういった事情から、インビザラインファーストは79歳くらいに始めた方が良いといえます。もちろん、歯の生え変わりの時期はお子さまによって大きく異なるので、最終的には年齢ではなく、お口の中の状態で判断することになります。

 

▼インビザラインファーストが優れている点

 

インビザラインファーストが優れているのは、歯並びの乱れを細かく整えるだけではなく、骨格的な異常の改善も同時並行で進めていくことが可能な点です。従来の小児矯正は、骨格的な異常を改善することに専念し、成人矯正では11歯の傾きや位置の異常を細かく調整していくことが目的となっていましたが、その中間的な時期に適応するインビザラインファーストなら、それらを同時に矯正していくことができるのです。これはインビザラインファーストでなければ得られない治療効果といえます。

 

▼使用する装置に大きな違いはありません

 

インビザラインファーストで使用するマウスピースは、標準的なインビザラインと大差はありません。透明なポリウレタン製のマウスピースで、厚みも0.5mm程度です。ただ、これから生えてくる永久歯のためのスペースが確保されていたり、マウスピースの装着時間を確認することができるパーツが付与されていたりする点は、子ども用マウスピースならではといえます。マウスピースの装着感は通常のものと変わりませんのでご安心ください。

 

▼まとめ

 

今回は子ども専用のマウスピース矯正「インビザラインファースト」について解説しました。成長期に使えるマウスピース矯正ならではのメリットがあり、昨今、希望される患者さまが増えております。そんなインビザラインファーストに関心のある方は、お気軽に「にこにこ歯科」までご相談ください。当院は香川県高松市でインビザラインファーストにも対応している歯医者さんです。